フィリピンで最も治安がいいといわれるダバオですが、治安がいいだけでなく、観光スポットもたくさんあります。
しかし、空港に降り立った際の観光案内所もありませんし、ダバオの観光スポットについて紹介した記事もそれほど多くはありません。
そこで本記事では、ダバオに来たらぜひ行ってもらいたい観光スポット10選を紹介します。
(10スポットを選定する際、ダバオの現地人にも手伝ってもらったので、信頼性は高いかと思います)
ダバオのおすすめ観光スポット10選【フィリピン人のおすすめも掲載】
早速、ダバオおすすめの観光スポットを紹介したいと思います。一部ダバオ以外も含まれていますが、ダバオから問題なく行ける距離ですのでご了承ください。
また、移動手段については、ダバオ初心者の人にとっておすすめの方法を記載しています。ダバオをよく知る人であれば、ジプニーなどを乗り継いでいくことももちろん可能です。
Jack’s Ridge(ジャックスリッジ)
Jack’s Ridgeは、ダバオの風景を一望できる展望スポットです。Jack’s Ridgeにはいくつかのレストランがあり、夜景を見ながらおいしい食事を楽しむことが可能です。また、誕生日や記念日には事前にお願いをしておけば、サプライズの演奏をしてくれることもあります。
Jack’s Ridgeには、南京錠をセットし、永遠の愛を誓い合う「ラブスポット」もあるため、デートにも人気のスポット。レストランで食事を楽しんだ後は、2人で長椅子に移動し、夜景を見ながら話し合うのもいいでしょう。
家族、恋人、友達同士など、だれといっても楽しめる、ダバオのおすすめ観光スポットです。
行き方
山の上に位置しているスポットですので、タクシーの利用がおすすめです。帰りのタクシーも入り口付近で簡単にみつけることができますが、夜遅くになるとタクシーも帰ってしまうので、時間には注意しましょう。
営業時間
8時~23時 月~日曜日
Roxas Night Market(ロハスナイトマーケット)
Roxas Night Marketは、ダバオのダウンタウンの大通り「Roxas Avenue」の片側車線を利用して開催されるナイトマーケットです。ダバオの地元グルメを満喫できるおすすめ観光スポットです。とくに、新鮮な肉や魚介類を炭火で焼いたバーベキューやフルーツをたくさん使った地元のケーキなどはぜひ試してもらいたいです。ただし、ストリートマーケットということもあり、普通の店舗と比べると衛生面の点では不安が残ります。自分でアルコール消毒やウェットティッシュを持っていくと快適に食を楽しめるかと思います。
また、ダバオのお土産やアクセサリー、衣類やガジェットなども格安で販売しています。とりあえず歩くだけでも楽しくなるスポットなので、食べ物関連の屋台の利用の有無にかかわらず、写真を撮るだけでも行ってみる価値はあります。Roxas Night Marketに関する情報は以前の記事をご覧ください(参照)。
行き方
タクシーで行く場合は、「ロハス」と伝えるとすぐに連れて行ってくれます。また、ジプニーの走行経路に面していますので、ジプニーにチャレンジするのもいいでしょう。
営業時間
18時~24時(17時ごろでも利用可能です) 月~日曜日
Bankerohan Public Market(バンケロハン・パブリックマーケット)
フィリピンといえばフルーツ!!そして、新鮮でおいしいフルーツを安く手に入れることができる場所が、こちらの「Bankerohan Public Market」です。ダバオのフルーツの多くは、このマーケット(もしくはアグダオ・パブリックマーケット)に集まったのち各お店に売られていくといわれている、ダバオの台所とも呼べるべき場所です。フルーツの他、肉や魚介類、野菜、花、衣類なども購入可能です。
お店によっては無料で試食させてくれるところもありますが、単なる食べ歩きはあまり好まれません。食べ比べた後は、しっかりと購入するようにしてくださいね。値段が書いてないところが多いので、「How much?」と聞けば、1kg当たりの値段(もしくは1個当たりの値段)を教えてくれますので、いいなと思えば購入してくださいね。
行き方
ジプニーでも行けますが、バンケロハン経由のジプニーに乗る必要がありますので注意してください。簡単なのはやはりタクシー。「バンケロハンマーケット」と伝えれば、すぐに連れて行ってくれますよ。
営業時間
24時間営業 月~日
People’s Park(ピープルズパーク)
ダバオ市が運営する市営公園です。ダバオ市民の憩いの場ともいえる公園で、多くの家族、若者グループ、カップル、1人歩きなど、多くの人でにぎわっています。People’s Parkには、ダバオ市の象徴でもあるイーグル(鷲)の銅像が建てられており、銅像の前では多くの人々が記念撮影を楽しんでいます。また、イーグルの他にも多くの奇妙な銅像(?)が建てられており、写真撮影が大好きな人にとってはテンションが上がること間違いありません。
ダバオ市は、市民に健康のために運動するよう促しており、公園内のランニングコースでの散歩やランニングを推奨しています。また、土曜日・日曜日の朝には、無料のズンバ教室が開かれており、ダンス好きのフィリピン人が全力で踊る姿は一見の価値はあります(ただし、曜日、時間は頻繁に変更されるようです)。
行き方
簡単なのはタクシーですが、ジプニーを利用しても行くことができます。ジプニーを利用した場合、少し歩くことになりますので、Googleマップをしっかりとチェックしてくださいね。
営業時間
5時半~10時、14時~23時(整備のため、時間制限あり) 月~日曜日
Samal island(サマル島・ビーチ)
ダバオに来たら絶対に行ってもらいたい場所がこれから紹介する「サマル島」。サマル島はダバオ市ではありませんが、ダバオ市のすぐ横に位置する島です。このサマル島は、フィリピンの中でも屈指のビーチが多く存在しており、透き通った海を満喫できるのです。海の水が透き通っていることから、自然の魚を見ることもできますし、格安でスキューバダイビングやビーチアクティビティを楽しむこともできます。
サマル島にはビーチの他にも、大量のこうもりがいる洞窟や自然のウォーターフォール(滝)などもあり、観光にぴったりのスポットです。また、ビーチによって雰囲気がまったく異なりますので、自分のおすすめのビーチを探してみたり、ビーチ巡りをしてみるのも楽しいと思います。ただ、行き方が少し複雑ですので、以下の行き方をしっかりと確認してくださいね。
行き方
サマル島への行き方は主に2つです。「Sasa Wharf」という船着き場からバージと呼ばれる巨大な荷船に乗って移動するか、「Santa Ana Pier」という船着き場から船に乗って移動するかです。しかし、行き先が異なりますので、目的地に応じて利用する必要があります。また、ビーチによってはプライベートの船を独自に準備している場合もありますので、事前に確認する必要があります。
営業時間
ビーチおよび施設による Sasa Wharfでのバージを利用した移動は24時間可
Sasa Wharf↓↓↓
Santa Ana Pier↓↓↓
サマル島↓↓↓
Crocodile Park(クロコダイルパーク)
ダバオでワイワイと楽しみたいのなら、ワニがいる動物園「Crocodile Park」がおすすめです。クロコダイルパークには大量のワニはもちろん、大きなカメや孔雀、トラもおり、子どもでも楽しめます。また、1つの池に大量のコイがおり、エサをあげるとコイがまるでダンスを踊るかのように食べ始めるエリアも人気です。また、週末の夜には、ファイヤーダンスも楽しむことができます。日程等は変更の場合がありますので、以下で紹介しているFacebookページでご確認ください。
ここでしか食べられないワニ肉や、ワニアイスクリームも観光客に人気。もし勇気があるのであれば試してみては?
行き方
大通りから外れた場所にあるため、タクシーを利用するのがおすすめです。また、タクシーが多少つかまりづらい場所にありますので、帰りのタクシー用に、Grabアプリなどをダウンロードしていくことをおすすめします。
営業時間
月~木 8時~18時 金・土・日 8時~19時
Eden Nature Park(エデン自然公園)
大自然の中で思いっきり遊びたいのならこちら!「Eden Nature Park」がおすすめです!大自然の中に作られたアトラクションとリゾート。釣り堀でゆったりと魚釣りもできますよ。あなたの心をリフレッシュするのに、これほど適した場所はありませんね。
エデンで最も人気なのは、絶叫系のアトラクション。ロープにつるされて空を飛ぶように移動する「Skyrider」や、空を自転車で移動できる「Skycycle」、ものすごいスピードの空中ブランコ「Skyswing」など、一度は試してみたいアトラクションが目白押し。絶叫系が苦手な人でも楽しめるプチアトラクションや乗馬体験などもありますので、だれでも満喫できますね。ダバオにきたらぜひ行ってほしい観光スポットの1つです。
ダバオには、独自のウェブサイトを持っている施設は非常に少ないのですが、Eden Nature Parkは非常にわかりやすいウェブサイトがありますので、詳しくはこちらをご覧ください→(website)
行き方
ダバオから少し離れた場所にあることに加え、山奥にありますので、タクシーか友達の車で行くことになります。また、タクシーがなかなかつかまらないことがありますので、Grabアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。ダバオ市街からだと、車で1時間程度でしょうか。タクシーで片道700ペソ程度で行くことができるでしょう。
営業時間
9時~17時 月~日曜日(宿泊の場合は別途)
Matina Town Square(マティーナ・タウン・スクエア)
お酒好きの人には欠かせないのがこちら!「Matina Town Square」です。有名なバンドの生演奏を聴きながら、おいしいお酒と食べ物を楽しめることから、観光客だけでなく、お酒好きのフィリピン人に愛されている夜遊びスポット!おしゃれなバーがたくさん立ち並んでいますので、好きな場所を選んで入ってくださいね。ダバオでは珍しい屋外の会場もありますので、暑さが気にならなかったら屋外で飲むのもいいでしょう(ダバオでは屋外での飲酒は基本的には禁止されていますが、マティーナの屋外会場ではOKです)。ただ、安いからって飲みすぎには注意ですよ!
ライブやイベント情報は、Facebookページにて公開されていますので、行く前にぜひチェックを♪
行き方
ダウンタウンからは少し離れていますので、ジプニーで行く場合は乗り継ぎが必要になる場合があります。タクシーを利用しても大した金額はかからないので、タクシーを利用してしまうのが楽だと思います。
営業時間
店舗による 通常のレストランは午前中や昼からやっています。バーは夕方から開き始めるところが多いです。
Philippine Eagle Centre(フィリピンイーグルセンター)
フィリピンの国鳥「鷲」を大自然の中で見たいのなら、「Philippine Eagle Centre」に行くのがおすすめです。フィリピンイーグルセンターは、世界最大の鷲であるフィリピン鷲の保護施設になっており、ジャンボで気品に満ちた鷲を見ることができます。また、自然の中を歩くことができますので、森林浴にもおすすめです。ウェブサイトもありますので、詳細はそちらから→(website)
フィリピンイーグルセンターとは直接の関係はありませんが、近くに「Malagos Garden resort」という、きれいな花がたくさん咲いているスポットがあります。私の彼女のおすすめスポットです。マラゴスガーデンリゾートには行ったことはありませんが、いつか行ってみたいと思っています。
行き方
ダバオ市街からは離れた場所にありますので、タクシーもしくは友達の車が必要になります。時間にして1時間強。タクシーの場合は、800ペソ程度かかると思います。
営業時間
8時~17時 月~日曜日
San Pedro Cathedral(サン・ペドロ大聖堂)
最後のおすすめ観光スポットは、ミンダナオ島最古のカトリック教会といわれている「San Pedro Cathedral」です。フィリピンではキリスト教徒の割合が約90%だといわれており、いたるところに教会があります。その中でもダバオで最も有名なのがサン・ペドロ大聖堂。写真に収まらないほど大きな教会です。観光客であっても教会の中に入ることができますので、ダバオに来た記念に、教会の様子を見てみてはいかがでしょうか。
ただし、入り口で荷物検査があり、リュックを背負ったままの入場はできませんのでお気を付けください。夜になると、キャンドルナイトを行っている時があります。とっても神聖な気持ちのなれますので、試してみてはいかがですか?
行き方
ダバオ市役所の向かいにありますので、探すのは簡単かと思います。簡単なのはタクシーですが、ジプニーでも近くまでは行けます。
営業時間
Facebookページ内に記載がありますが、正しいかどうかはわかりません。
終わりに
いかがでしたか。ダバオは遊園地や娯楽施設などは少ないですが、自然を生かしたアクティビティが非常に充実しています。また、治安がいいことから、タクシーの利用も簡単で、ストレスなく移動できることと思います。
現在ダバオへの観光客数が急増しており、将来的にはより魅力的な地域になると考えられています。今なら日本人は少ないため、羽を伸ばしてゆっくり楽しむことも可能ですよ。
フィリピン旅行をご検討の際は、ぜひダバオにも足を運んでみてください。もし何かお手伝いが必要であれば、できる限りのことはさせていただきますので、気軽に連絡くださいね。
https://worldnews2020.com/davao-safe
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