フィリピンへの長期移住や、英語学習を目的にした数年間の移住、また、フィリピン人との結婚などによる完全移住などが増えています。フィリピンでは流通が充実してきたことで、欲しいものは比較的簡単に手に入るようになりました。しかし、なぜか日本で買うよりも高かったり、使ってみたらすぐに壊れてしまったりと、不満を抱える人も多いことでしょう。
そこで今回は、フィリピン移住の際に持っていきたいアイテムを厳選してご紹介します。これらをそろえることで、フィリピン移住がぐっと快適になりますので、ぜひお試しください。
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フィリピン移住で持っていきたいアイテム13選
では早速、フィリピン移住で持っていきたいアイテム13選をご紹介いたします。
炊飯器
フィリピンの主食は「米」です。移住したら、自分で米を炊いて食べることでしょう。しかし、フィリピンの炊飯器は、20分ほどで米が炊けるスピード設定になっており、その炊飯器で調理された米はものすごくパサパサしており、日本人の口に合いません。
炊飯器を変えるだけでご飯の質が大きく変わります。日本製品を使い、1時間ほどかけて丁寧に炊き上げると、日本とほぼ同じようなご飯が楽しめます。
ただし、日本の電圧は100Vで、フィリピンは220-240Vのため、普段日本で使っている炊飯器を持ち込むと、すぐに故障します(最悪の場合は火事になります)。そのため、もし炊飯器を持ち込むのであれば、220-240v対応の炊飯器を持ち込む必要があります。ちょっと荷物になりますが、これをするだけで、フィリピンでの食生活の喜びが大幅に改善されるでしょう。
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フライパン・鍋
フィリピンのフライパンや鍋は、2つの種類に分けられます。
- ものすごく安いが低品質
- 高品質だが超高額
たとえば、品質の高いフランパンや鍋で人気のティファール製はフィリピンでも購入できますが、かなり古いモデルが、日本の最新モデルの2倍ほどの金額で売られています。そのため、日本から持ち込めば、安く、さらに品質の良い調理器具が利用できます。
ティファールの取っ手がとれるシリーズであれば、フライパンや鍋を含めたセットが、比較的小さなサイズにまとめられているため、持ち込みも簡単。一度よい調理器具を持ち込んでしまえば、数年間は快適な料理ライフが過ごせます。
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パソコン
もし仕事やプライベートでパソコンを使うのであれば、日本からの持ち込みをお勧めします。フィリピンでもパソコンは買えますが、キーボードの位置が日本と違うなど、使い慣れるまでに時間がかかる可能性が高いです。
また、フィリピンではかなり低品質のパソコンに、かなりの値段がつけられています。メインメモリ4GBの旧バージョンで、10万円ほどする感じです。そのため、ある程度高品質のパソコンを利用した伊場合には、日本で買った方が間違いなくお得です。
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アリ・蚊対策グッズ
日本人がフィリピンで困ることの1つがアリや蚊、ゴキブリなどです。フィリピンでもアリ対策グッズが売っていますが、一時しのぎにしか利用できないものがほとんど。アリの巣を壊滅させ、長期にわたって快適に過ごしたいのであれば、アリメツなどを持ち込み、利用するとよいでしょう。
また、フィリピンの蚊は、刺されるとデング熱を発症するものもいるため、蚊対策は必須。日本で売っているか対策グッズなどを購入し、持ち込めば、蚊に刺される可能性を削減できます。
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日焼け止め
フィリピンでは一年中強い日差しが降り注ぎます。紫外線に敏感な方は、多めに日焼け止めを準備しておくとよいでしょう。フィリピンにも日焼け止めはありますが、結構な金額だったり、また日本製と比べてかなり効用が強かったりするため、自分の肌にあった日やめ止めを見つけ、少し多めに持ち込んでおくのがいいでしょう。
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シャンプー・トリートメント・洗顔
シャンプーやトリートメント、洗顔などにこだわる人であれば、これらのアイテムは必須です。フィリピンではシャンプーなどの種類が非常に少なく、肌に合わない人は高いお金を払って、韓国製や日本製を購入しています。
当然ながらフィリピンで海外製を購入すると、値段は高くなります。日本製のものも、1.5~2.5倍ほどします。
フィリピンに教育移住に来た方は、シャンプーやトリートメント、洗顔は、滞在期間分まとめて買って持ってくるとよい。他のものはフィリピンでも買える。何よりもシャンプーなどが重要だった、と話していたのが印象的です。
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調味料
日本食を食べたい人は、日本食材を持ち込むとよいでしょう。ただ、長期で滞在するのであれば、その期間分の日本食材を持ち込むのは不可能です。そのため、調味料だけ持ち込み、食材は現地で調達するのがおすすめ。中でもめんつゆやドレッシング、中華風粉末などはかなり役に立ちます。
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トイレカバー
日本人がフィリピンで苦労するものの1つがトイレ。フィリピンのトイレはいつも濡れており、日本人にとっては不衛生に感じます。これは、フィリピンではトイレの後に、備え付けのシャワーを使い、汚れを落とす習慣があるためです。
ただ、日本人としては、トイレはぬらさずに使いたいところ。自宅のトイレであれば、トイレカバーを設置し、シャワーを使わないルールにしてしまえば、日本と同じような感覚でトイレが使えます。
ただ、トイレカバーは設置する便器の形状にもよるので、事前のチェック、もしくは多様な形状に対応したものを選ぶとよいでしょう。
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バスマット
トイレと同様に、フィリピンの浴槽はいつもびしょびしょに濡れています。フィリピンのお風呂は基本的にはトイレと一緒にあるため、どちらも濡れている感じです。ただ、足の裏が濡れるのが嫌だ、直で触れたくない、衛生面が気になる、という方は、折り畳みのバスマットの持ち込みがおすすめ。
フィリピンでは浴槽にこのようなマットを敷くという風習がないため、フィリピンではなかなか買えません。なので、日本からの持ち込みを強くおすすめします。
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電子レンジ対応の食器
フィリピンでも様々な形状の食器を買えますが、フィリピンでは電子レンジが一般的ではないため、電子レンジ非対応が一般的です。日本のイメージで何でもかんでも電子レンジで温めると、器がとけてつかえなくなります。
フィリピンのモールには、日本の100均(ダイソーなど)が入っていることも多く、そこであれば電子レンジ対応の食器が変えます。ただ、田舎でモールがない、という場合には、事前にいくつか購入し、持ち込むのがおすすめです。
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電動ドリル・ドライバー
フィリピンにいると、電動ドリルにお世話になることがとても多くなります。フィリピンにいると、いろいろなものがすぐに壊れます(日本に住んでいると一生に1回体験するかどうかのことが、毎年のように発生します)。
修理を依頼しても、連絡はつかないし、時間は守らないし、修理の質は悪いわで、最終的には自分で修理をするようになります。そんなときに役立つのがマキタの電動ドライバーです。
フィリピンの大工も、ほとんどがマキタ製の電動ドライバーを使っています。出力が安定している、壊れにくい、長期で利用できるなど、かなり高い評価を得ているようです。ただ、フィリピンでマキタのドライバーを買うと、結構な値段がします。
なので、もしフィリピンでDIYをやる予定であれば、日本で買って持ち込んでしまうのがいいでしょう。1点、充電器が220-240V対応かどうかだけは確認してくださいね。
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掃除機
フィリピンでは掃除機をあまり見かけません。ほとんどがホウキやモップで完結します。そのため、掃除機の種類が非常に少ないんです。
掃除機と言えばダイソン、ということで、フィリピンのモールでもダイソンの掃除機は売られています。ただ、驚くことに、日本の価格の2倍以上です。元から高いダイソンが、さらに2倍です。なかなか手が出ないですよね?
ダイソンは世界対応しているため、ダイソンの充電器はユニバーサル対応です。そのため、日本で買ったダイソン掃除機は、フィリピンで普通に使えます。
フィリピンである程度よい掃除機を買う予定の方は、日本でダイソンの掃除機を買って持ち込む方法に切り替えるとよいでしょう。
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調理器具
フィリピンで生野菜を食べたい、もしくは料理をきれいに飾り付けたい、という方は、千切りやみじん切り、すりおろしなどに対応した調理器具を買っておくとよいでしょう。フィリピンでは生野菜を食べる習慣があまりないため、このような器具は手に入りにくいんですよね。
私は貝印のキャベツ千切り器具を買ってからは、フィリピンでもキャベツの千切りが楽しめるようになりました。また、ニンジンや大根を千切りし、生春巻きとして食べるのもおすすめです。調理器具を持ち込んだことで、料理の幅がかなり広がりました。
ただ、フィリピンでは生野菜の摂取があまり推奨されていない(虫がいるなど)場合もあるため、野菜選びはより慎重に行うようにしましょう。
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