先日、フィリピンで死にかけました。
横断歩道を横断中に、逆走してくる車にぶつけられました。
フィリピンの交通事情は非常に悪いです。そのため、少しでも早く移動しようとして、ルール違反を犯すドライバーが多くいます。
交通違反をしているわけなので、そのドライバーが悪いのですが、それに巻き込まれて死んでしまっては元も子もありません。
そこで今回は、
自分の安全は自分で確保!フィリピンで交通事故を避けるための10のポイントを紹介します。
逆走してくる車に注意すべし!
まずは、私の命を奪いそうになったこの事案から。
フィリピンでは、車は右側走行です。しかし、逆車線を堂々と逆走してくる車がたまにいます。いえ、そこそこいます。
その理由は、いつまで経っても進まない交通渋滞。この交通渋滞を切り抜けるために、その地域になれた現地人やタクシードライバーが逆走を始めるのです。
そういえば1年前、話し好きのおっちゃんが運転するタクシーに乗りました。
しかし、激しい渋滞に巻き込まれて、タクシーは一向に進まず。
おっちゃんは、「俺に任せとけ!」と急に逆車線の走行を開始!
しかし、遠くから対向車が!おっちゃんは元の車線に戻ろうとするも、
極度の渋滞の上、みんな違反した車なんて入れたくない!
近づく車。青ざめる私…
運良く、優しい車が入れてくれて命は助かりましたが、
おっちゃんは、「びびったか!」と大笑い。
フィリピンでは、これぐらいの感覚で逆走が発生しますので、
逆方向からの車にも気をつけて!
歩道に突っ込んでくる車やバイクに注意すべし!
日本では、歩道は基本的に歩行者のための道で比較的安全な場所、というイメージがありますが、フィリピンではそうではありません。
車道が混むとどうするか?
待てるフィリピン人は静かに待ち、待てないフィリピン人は、歩道を走行し始めます。
歩道に車やバイクがどんどん突っ込んできます。
日本の感覚で歩きスマホなんてしてると、本当に命を落とすことなりかねません!
気をつけて!
クラクションは、気をつけて、ではなく、「ドケ」として捉えるべし
どんな車にも備えられているクラクション。
日本では、相手に注意を促すために用いますが、フィリピンのクラクションは、
「あと5秒後にそこを通過するからどけー!道を空けろー!」
という意味のクラクションです。
本当に気をつけないと、乱暴な車がスピードを落とさずに突っ込んでくることもあります。
気をつけて!
信号を信じるな!曲がってくる車多数あり
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日本では、歩行者用の横断歩道がついているところでは、
車のドライバーが気をつけるべき
というのが常識ですが、
フィリピンでは、歩行者が気をつけるべき、
という風潮があります。
横断歩道でも、車がどんどん突っ込んできます。
青だから安心ではありません。
気をつけて!
車>人 車が避けてくれるだろうとは考えるな
上記でも述べたように、フィリピンでは、車>人が一般的です。
細い道などで車と人がすれ違う際も、
ドライバーはスピードを落とすことなく突っ込んできます。
私も車にかすられたことが数度あります。
また、雨の日は最悪で、水溜りなんて全く気にせずに、車が歩行者の横を通り過ぎます。
その結果、歩行者は泥だらけ…
細い道を歩くときは、特に気をつけて!
飲酒運転の車多数!深夜は特に気をつけて!
フィリピンでも、飲酒運転はもちろん禁止されています。重い罰則もあります。
しかし、誰も気にしません。なぜなら、取締りがないから。
お酒を飲んで運転しても、警察に捕まることはほとんどないのです。
そのため、バーにはいつも大量の車。
金土の深夜は、飲酒運転をしている車、大量にいます。
気をつけて!
駐車場からのバック発進は、車しかみていない
車のドライバーが気にしていることは、車にぶつからないこと。
駐車場からバックで発進する際、そこに歩行者がいようといまいとお構いなし。
バック発進の車が突然あなたにぶつかってくること、あると思います!
気をつけて!
日本人の一時停止の感覚は通用しない
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日本では、脇道から主道路に出るときや、店の駐車場から道路に出るときは、一時停止するのが普通です。
しかし、フィリピンでは、車がいないことがわかれば、一時停止しません。
たとえそこに歩行者がいたとしても。
止まるだろう、という日本人の推測は通用しません。
気をつけて!
深夜にライトのついていない車が突っ込んでくる
日本では、深夜の無灯火は違反です。
しかし、フィリピンでは、無灯火運転しょっちゅう見かけます。
ライトがつかないのか、もしくは忘れてるだけか。
しかし、闇の中から急に車が現れることがあります。
夜の歩行は特に気をつけて!
横断歩道を渡れば安全はうそ
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フィリピンでは、信号があまりありません。
しかし、道路の横断は禁止されているため、歩行者は横断歩道をわたることになります。
フィリピン政府は、歩行者が横断歩道を渡っている際は、車が止まるように指示していますが、もちろん誰も守りません。
横断歩道は安全だからと気を抜いたところに車が突っ込んでくることもあります。
気をつけて!
終わりに
命があってのフィリピンライフです。
すべての項目がフィリピンでは起こりうると考えてください。
ぜひ安全に気を付けつつ、楽しいフィリピンライフを送ってくださいね。
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