私は先月まで、ダバオのある家に住んでいました。

 

フィリピン人に説明すると、それはボーディングハウスね!といいますが、ボーディングハウスというよりは、ルームシェアに近い形でしょうか。ベッドやトイレは各人に準備されており、キッチンを共有で使う感じです。日本人に人気の家でした。

 

そこに1年ちょっと滞在し、同居人として、約7人ほどの日本人と出会いました。

 

しかし、その日本人たちには、ある共通の特徴があります。

 

全員が65歳以上の退職組の男性。いわゆるおじいちゃん世代です。

 

とはいえ、各人が一人でダバオまで来て、一人で生活を楽しんでいるわけですから、スーパーおじいちゃんたちです。みんなエネルギーに満ちていました。

 

この記事では、どうしてダバオにはおじいちゃん愛好家たちが多いのか、また、ダバオは老後の移住に適した街なのかについて、紹介します。

 

 

ダバオで出会った日本人の年齢層や性別

ダバオで日本人に出会う機会はそれほど多くはありませんが、

私が1年間で出会った日本人の特徴を挙げるとすると・・・

 

男性95%、女性5%

10代5%、20代10%、30代10%、40代10%、50代5%、60歳以上60%

といった感じでしょうか。

 

これはあくまでも私が出会った人たちの特徴です。私はダバオの日本人コミュニティに属しているわけではありませんので、あくまでも私のエリアに限った話。

 

ただ、間違いなく、男性の割合がものすごく多いです。ダバオで女性の日本人に合うことはほぼありません。

また、出会う方のほとんどが60歳以上で、すでに仕事を退職され、年金暮らしをしている方々。

 

ダバオは、マニラのようなビジネスの街ではなく、セブのような観光の街でもなく、

ダバオは・・・老後の移住に適した街

 

 

日本人のおじいちゃんたちは、なぜダバオに住むのか?

私は、日本人に出会うと、なぜダバオに来たのか?なぜダバオに住んでいるのかを聞くようにしています。

なぜなら、その中から、ダバオの新しい魅力に出会える可能性があるからです。

 

ダバオという都市にたどり着く人は、かなりレアです。私の場合、彼女がダバオ出身という経緯があり、偶然にもダバオと出会いました。

しかしながら、おそらく彼女がダバオ出身でなければ、ダバオの存在を知ることはなかったかもしれません。

 

ある方(おじいちゃんの1人)は、こんな話をしてくれました。

マニラにもセブにも、ボラカイにも住んだ。でも、自分の人生の最後に住みたいと思ったのはダバオだった。ダバオには、心から安心できる何かがある。

フィリピンのことをよく知る方の話だったので、とても印象に残っています。

 

このようにかっこいい話もあれば、少しスケベな理由もあるようです。これまでに聞いたダバオに住む理由を列挙します。

・町の安全性が断トツで高い。日常生活をするだけならば、騙されることはない。

・マニラやセブと比べ、生活費が安い。年金があれば、日本ではできないような豪遊ができる。

人がいい。人がとにかく親切。

果物がおいしい。くだものの多くはミンダナオ産なので、くだもの好きには最高。

・気候が安定していて過ごしやすい。海もあるし山もある。ビーチもゴルフも楽しめる。

・ミンダナオ国際大学(日本語教育に強い大学)もあり、親日家が多い。

・擦れていない女の子が遊んでくれる。

・老後の最後の思い出に、若い彼女を作れる。

 

などなどです。

ダバオに住む理由は人によってそれぞれ。しかし、話を聞いていると、確かに老後に適した街だなと思います。

やっぱり一番の理由は、安全面。高齢者がフィリピンに移り住むのは不安がありますが、ダバオであれば安心です。

また、人もいいですね。最近ではオンライン上でお金稼ぎをするために、詐欺まがいのことをするダバオ市民を見かけますが、基本はみんな親切。

さらに、ダバオ政府が市民にルール順守を徹底させているので、比較的みんなルールをしっかりと守ります。

 

確かにダバオは、リタイア後におすすめの街といえるかもしれません。

 

 

ダバオでは年金生活が可能?

日本では、年金だけで生活するのは十分とはいえません。年金をもらいながら、貯金を取り崩していていく必要があります。

しかし、ダバオであれば、年金があれば、快適な生活を送ることができます。

 

例えば、厚生年金の受給平均額は、14万5000円程度といわれています。ただ、こんなにもらえないよ!という人もいるかと思うので、今回は10万円で生活できるかに挑戦。

 

家賃…30000円

電気・水道・ガス…5000円

ネット代…4000円

ビザ代…6000円

食費…30000円

娯楽費…25000円

※かなりざっくばらんな計算になっていますが・・・くわしい生活費を知りたい方はこちら

 

こんな感じの生活が可能です。ちなみに、家賃30000円払えば、家具がすべてそろったコンドミニアム(少し狭め)をレンタルできますし、娯楽費が25000円あれば、ダバオではかなり遊べます。

 

ちなみに、私の生活費は約50000~60000円ほど。家賃22000円(電気水道含)、食費20000円、ネット代1000円、生活雑貨500円、娯楽費10000円程度という感じ。これでも、1日1~2回外食かフード宅配サービスを利用し、たまにマッサージやビーチを楽しみ、休日は彼女とデートという感じの楽しい生活。

 

贅沢をしたらもちろんお金はどんどん減っていきます。フィリピンに来て日本食ばかり食べていたら、もちろん高くつきます。しかし、ある程度フィリピンの生活に順応できる人であれば、10万円あれば、ダバオでは質の高い生活が送れるでしょう。

 

フィリピンにおける生活費の予算と生活の質に関する記事は、こちらをご覧ください。

https://worldnews2020.com/philippines-money-2

 

 

ダバオへの老後移住はありか?なしか?

結論から言ってしまえば、大いにありだと思います。

 

私はダバオに1年以上住んでいますが、大きな事件には一切巻き込まれていませんし、日本人向けの住居を借りれば、ある程度は快適に生活できます。

 

そして何より、人の温かさ、おいしいくだもの、豊かな自然、活気あふれる街並みなど、メリットがたくさん。月額10万円の生活費で、新しい老後の人生を楽しめるのだとしたら、選択肢に含めるのは大いにありかと思います。

 

ただ、ダバオに関する情報は、マニラやセブと比べると少ないため、どのように移住をすればいいのかわからない方も多いかもしれません。もし、移住に関してお困りでしたら、私ができる範囲内でお手伝いしますので、ぜひお気軽に連絡ください。(コメント欄とかTwitterなどから)

 

私の知り合いの方は、ダバオで生活しながら、個別で英語の家庭教師を雇い、新しい人生をエンジョイしています。

別の方は、大量の年金をもらっているため、豪遊三昧。お金の力を利用し、楽しみまくっている方もいます。

安い人件費を利用し、毎日のようにテニスの個別レッスンやゴルフを楽しんでいる方もいますね。

ボランティアとしてダバオの人材に日本語を教え、日本で働きたいと夢見るフィリピン人のサポートをしている方もいます。

 

日本であれば、ただ老後を過ごして終わり、ですが、ダバオに来ているリタイア組は、老後の新しい人生を楽しんでいる印象です。

 

みなさん、エネルギーに満ち溢れており、私よりも元気。やっぱりやりたいことをやる!というのは、人を元気にするのでしょうね。

 

 

ということで、老後の新しい人生として、ダバオへの移住は、選択肢の1つとしてありかと思います。もし、老後に年金を利用して海外移住をしたいと考えている方は、ぜひダバオも考えてみてください♪

 

 

終わりに

本記事では、フィリピンで最も安全といわれるダバオ市への、老後移住の可能性を考えてみました。

老後に新しい人生をエンジョイしたいと考える方には、ダバオ移住は大いにありだと思います。

 

もし、ダバオへの移住に興味がありましたら、私の時間があるときであればお手伝いしますので、ぜひ連絡くださいね♪

https://worldnews2020.com/davao-safe

投稿者 welovedavao

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