※2020年から始まった新型コロナによる影響で、フィリピンの物価が大幅に上昇しています。また、2022年現在は円安も進行しています。そのため、費用に関してはできる限り最新情報に当たるようにしてください。
2023年の生活費の記事を公開しました。こちら参考にしてください。
【2023】フィリピン・ダバオの生活費:高くなったって本当?
フィリピンの中で急激に注目度が高まっているダバオ市。
ダバオの魅力はなんといってもその安全性。フィリピンで最も安全と言われるダバオでは、とても平和に過ごすことができます。
これまでの記事で、ダバオで1人生活をする際の生活費について紹介してきましたが、今回はダバオで夫婦2人で生活するための生活費を公開します。
ダバオに夫婦で移り住みたいという方は参考にしてくださいね。
※生活費は、人それぞれというのが現状だと思います。あくまでも一例として参考にしてください
ダバオの生活費大公開♪夫婦2人の生活費はこれだけ!
では、ダバオで夫婦2人の生活費について紹介します。
まず、基準となっているのは、私と妻の生活費です。私は日本人、妻はダバオ出身のフィリピン人です。
私はアウトドアが一つの趣味なので、どんなところでも生活できます。しかし、妻がきれい好きで衣食住に重きを置くため、生活水準はダバオ人の普通の生活と比べ、少し高めです。そのおかげで、私は日本よりも快適に過ごしています。
そんな私たち2人の生活費は、
35000ペソ
です。
もう少し説明すると、私たちは毎月、40000ペソの現金を準備し、そこから必要なお金を支払います。そのため、毎月の生活費が簡単に算出できます。
最近では、
8月34000ペソ
9月33000ペソ
10月31000ペソ
11月33000ペソ
でした。
厳密に言えば33,000ペソ程度ですが、35,000ペソとしておきます。日本円で、約8万円くらいですね。(ただし、ビザ代は除きます。ダバオに移住するビザの種類はいくつかあり、値段が異なりますので今回は省きます。私は結婚ビザのため、旅行者ビザより安いです)
現状では40,000ペソも必要ないため、来年からは40000ペソではなく、35000ペソにしようかと話しています。
※2021年1月より、毎月の予算を35,000ペソに変更しました。それでも毎月2,000ペソから5,000ペソほど余りますね。
内訳です。
コンドミニアム(ほぼ新築) 15000ペソ
ネット代(自宅のネット+スマホ2台) 2000ペソ
電気代 2000ペソ
水道代無料(コンド費用に込)
食料 10000ペソ
交通費 1000ペソ
雑費、その他 5000ペソ
という感じです。これで35000ペソです。
現在はコロナウイルスの影響で外出が難しいためあまりお金がかかりませんが、外出できるようになっても、40000ペソあれば快適に生活できるかなという感じです。50000ペソあれば十分過ぎるほど楽しめるかと思います。
ただ、この費用だけを得れば快適に問題ないかといえばそうではありません。
例えば、病気になって入院した場合、高額の費用がかかります。
また、スマホや家電を買い替えたりするのにもまとまったお金が必要になるでしょう。
さらに、日本を行き来するとなると、さらなるお金がかかります。
ダバオで車を所持したい場合は、追加で大きなお金もかかります。
そのため、将来のことを考えると、夫婦2人で35,000ペソの収入ではやはり苦しいです。貯金ができませんので。
ただ、35000ペソあれば、ダバオで生活できます。むしろ、夫婦で35000ペソ稼げるダバオ人はわずかですので、35000ペソで生活できないのならばある意味大問題ですが。
生活費は、ダバオでどのような生活を送りたいのか次第♪
このように、私の生活費を紹介することはできますが、一般化することは難しいです。というのも、生活費は生活の質や、何を重視するのかによって変わるからです。
例えば私の場合、ダバオで日本食はほとんど食べません。ダバオでは高めの部類の日本食ですが、味はいまいち。そのため、高いお金を払ってダバオで日本食を食べたいとは思いません。
その一方、値段が安めの肉や、市場で仕入れた新鮮な野菜を使い、健康的でおいしい料理を作るのが私たち夫婦流。毎食フルーツを食べるという贅沢な生活を送っていますが、食費は2人で10,000ペソもかかりません。
移動もほとんどがローカルの乗り物であるジプニーです。たまにタクシーも使いますが、タクシー代は安いため、大きな出費にはなりません。車はありませんが、必要な目の前でたくさん走っているタクシーを拾えばいいだけです。
お酒は毎週金曜日に、お疲れ様といって1本ずつ飲む程度。これで十分です。
私たちにとってはこの生活水準でまったく問題ないため、2人で35,000ペソあれば楽しく生活できます。とはいえ、プール付のコンドミニアムに住み、毎日徒歩1分でトレーニングできる環境は、日本では考えられませんでした。個人的には、日本よりも快適です。
しかし、毎日お酒をたくさん飲みたい、ゴルフ三昧の生活をしたい、大豪邸に住みたい、夜遊びをしまくりたい、という場合は、それに見合った費用がかかります。
そのため、生活費の紹介は、あくまでも一例です。しかし、日本では家賃代だけでも80,000円を支払っていた私にとって、80,000円で2人分のすべてがまかなえる今の生活は、なかなかに快適です。
ダバオへの夫婦での移住はあり?なし?
特に、退職金をすでにもらっている方であれば、自動的にある程度収入が入ってくるため、快適に生活できると思います。一般的な退職金があれば十分に豪勢な生活ができますし、むしろ貯金が貯まっていく一方だと思います。また、ダバオの治安の良さはお墨付きで、ある程度セキュリティがしっかりした住居を選べば、心配することなく生活できます。
そのため、退職後に「夫婦で移住」は、大いにありかと思います。ただ、何かあった場合にすぐに対応してくれる病院は、近くに持っておくとよいでしょう。現在、SMラナン横に巨大病院を建設中です。少し高めの病院となるようですが、その分、快適に利用できるかと思います。
退職後の夫婦での移住はおすすめです。もしダバオへの移住をお考えの方は、ぜひお声がけください。
終わりに
今回は、ダバオで夫婦2人で生活するには、どれぐらいの生活費が必要になるのかについて紹介しました。
35,000ペソでは日本人らしい生活は無理だ、という批判もありますが、私たち夫婦はこれ以下の値段で快適に生活しています。お金の不安を少なくして、ダバオ生活をぜひ楽しんでくださいね。